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プレミアムブログ【2023/4/22 アルビステ招待・1~3年生】

プレミアムブログ 活動日誌 vol.83
【2023/4/22 アルビステ招待・Challenge1~3年生

 

このブログは、

【中原製作所】

【沖家室ひじき】

【備前国総社宮】

【焼肉BAL アウル】

【いざわ堂整骨院】

 

の提供でお届けしています。プレミアムスポンサーの皆様、いつもありがとうございます!

 

 

A vs 芥子山  0-1 2−1 / 2−2(航、大輝)
A vs 日生  4−0 5−0 / 9−0(聖空③、大輝②、航②、櫂②)
A vs 芥子山  1-1(航)
A vs 瀬戸  4-0 3−2 / 7−2(櫂③、聖空②、大輝、蒼羽)
A vs 芥子山  1
-1 1−0 / 2−1(櫂、聖空)
B vs アルビステ  0-1 0−3 / 0−4
B vs アルビステ  0-1 2−1 / 2−2(朝陽②)
B vs 瀬戸  0-3 1−2 / 1−5(悠人)

新年度が始まって初となる対外試合となりました! 本日はGranSeedが創業当初から仲良くさせて頂いているアルビステさんに招待して頂き、人工芝の最高な環境でたくさん試合経験をさせて頂くことができました♪

アルビステさんには無理を言って「参加人数が多そうなので、もしよければ2チーム編成で試合をお願いします」とお願いし、二手に分かれて試合を経験させて頂きました!本当にありがたい限りです。

チーム分けについて予めご説明させて頂きますと、Aチームは3年生+2年生(去年からChallengeクラスにいたメンバー)、Bチームは2年生+1年生とさせて頂きましたが、これはあくまで便宜上なので、何か優劣をつけているわけではないことをご理解頂けますとありがたいです。(人数のバランスや、お友達グループなども考慮しています)

Aチーム方は芥子山さんとたくさん試合をさせて頂きながら、色々な経験をさせてもらいました。

1試合目の前半は「今の試合の取り組み方、全力を出してないよね」と言う話しかできませんでした。これはいつもそうですが、僕がサッカーの話を教える時は全力で戦っているけど、うまく行ってない と言う時に、「今こんな現象が起きているよ」と冷静に分析をしてあげ、「じゃあこんな選択肢もあるんじゃない?」と言うヒントを与えていきます。

逆に言えば、全力を出せていないうちは、「まずはどんなに失敗しても良いから、自分の全力をぶつけようよ」と言う話で終わってしまいます。

1試合目の後半以降は、しっかりと戦うことができていました。攻守の切り替えや、ドリブルで取られたら自分で取り返しに行く姿勢、粘り強く戦うこと、ピンチの時はしっかりと守備に戻ってくること、当たり前のことをしっかりやり切るのは実は大変です。

でも、それができた上でレベルアップするための話ができるわけです。

1試合目の後半終了後に話をしたのは…「今みんなドリブルとパスを両方使おうとしているし、どっちも使えていて素晴らしいんだけど、『パス』をする時、仲間が立っている場所(足元)にだけパスを出しているんだよね。相手に気持ちを想像したら分かると思うけど、1番パスカットを狙いやすいよね。じゃあ、相手が狙いにくいパスって何かないかな?

「スペースを狙う!」 「そう!コートも広いし、それが狙えるようになると、相手が守りにくい=チャンスが増えてくると思うから、次の試合で狙ってみよう」 と伝えました。

2試合目以降は、『スペースへのパス』と言う選択肢も増えてきて、サッカーの内容も面白くなってきましたね♪ シンプルに選択肢が増えるだけで、相手は守りづらくなります。①ドリブル、②足元へのパス、③スペースへのパス

もちろん、失敗もありますが、3つの選択肢を考えて取り組めていたので、試合経験を重ねるごとに成長していっていたので素晴らしかったです! 最後に、芥子山さんに勝利できたのも自信につながっていましたね♪

このメンバーを見るたびに感じるのは「サッカー大好き!」と言う子がたくさんいるので、今回のようにサッカーの話を伝えると目を輝かせるように聞いてくれるし、スポンジのように吸収しようとする姿勢が本当に素晴らしいです!

「たくさんサッカーの話をしてあげたいな」と思う一方で、「だったらしっかりと戦う姿勢を見せてね」と言うのも毎回のようですが僕のメッセージです。

ただ、特に3年生メンバーは去年1年間もしっかりと試合経験を積んできたので、泥臭く戦うことや、粘り強く頑張る姿勢、いわゆるハードワークについては、だいぶ習慣づいてきていると思います。

去年までは先輩たちと一緒に試合に出ることも多かったですが、今年は最上級生として試合に出ることが多くなると思うので、プレーはもちろんサッカー以外でもお手本となるような行動もたくさん見せてくれるのを楽しみにしています♪

 

Bチームメンバーの方は1試合目は僕が見れなかったのですが、2試合目と3試合目は見させてもらい、大事な大事なお話を伝えました(^^)

りくとコーチにも「今日初めて対外試合のメンバーもいるし、1試合目はまずやってみないと分からないから、とりあえず一生懸命取り組んでみて」と伝えて頑張ってもらいましたが、2試合目が始まる前に子供達に「さっきの試合どうだった?」と聞くと「めっちゃ点取られて負けた!」と言っていました笑。

「うんうん、全然良いんだよ!でも、なんでめっちゃ点取られたんだろう?」 「んー、分かんない!」 「なるほど、まずはそこからだね!」と送り出して、2試合目を見ました。

これは保護者の皆様にも覚えておいてもらえたら嬉しいのですが、低学年時の試合は『修正すべき点が無限に見つかります』笑。だからこそ、大人が「何を伝えるか?」「何を修正(改善)させるか?」はめちゃくちゃ重要になります。

そして、低学年時は『一度に修正できる数は、最大1個まで』です笑。1個修正できれば最高で、1個さえすぐに修正するのが難しい年代です。

「声をもっと出しなさい」「ポジションを意識しなさい」「もっと広がりなさい」などなど、あれやこれや言いたくなっちゃうし、どれをとっても正しいのです。 だからこそ、どれに絞って(フォーカスを当てて)、何を伝えるか?がとても大事になります。

僕が今回伝えたのは『ゴールは自分で守る!』の1つ。

「みんなさ、誰かがゴールを守ってくれるものだと勘違いしちゃダメだよ。冷静に考えてよ。8人とか9人で試合をしているんだから、全員が本気でゴール守ってたらそんな簡単にゴールは入らないよ。特にあのミニゴールなんて絶対入らないよ。ゴールを決められちゃう理由は実は簡単で、自分が『守ってない』、ただ、それだけだよ」

ここに、僕が低学年時はあんまりポジションを決めない理由があります。(将来的にはポジションを与えることは確定しているので、時々決めることもあります。)

ポジション=役割なので、決めてしまえばお団子サッカーが解消され、なんとなく見栄えは良くなりますが、責任が分散されてしまいます。

例えばですが、教室が綺麗になっていなければ「掃除係は何してたの」と言う話になるし、給食が運ばれてこなければ「給食係はどこにいったの」と言う話になります。(役割を決めると誰が何をするのかは分かりやすいですが、責任の所在は分散され特定の人たちになります)

サッカーでも、守備は後ろの選手、広がるかどうかはサイドの選手、シュートを狙いに行くのは前の選手、など役割を最初から与えてしまうと、低学年時の選手たちは ”役割しか果たさない選手” になってしまいます。

仕事で考えてもらえたら分かると思いますが ”役割しか果たさない人間” は、決して優秀な人間ではないと思います。効率化を図るためにある程度役割分担しますが、あくまでそれは目標を達成するための手段であり、時には役割の枠を超えて助け合ったり協力しあうことが何よりも重要だと思います。

少年サッカーで良くあるのですが、小さい時から「君は足が速いからサイドの選手」「君はシュートが強いから前の選手」など、特性を活かしてずっと同じポジションをあてがわれることがあるのですが、これは高学年や中学高校年代になると大きな弊害となります。

そもそも監督がそのポジションで使わないかもしれないし、現代サッカーは「他のポジションもできるマルチな選手」が求められている上に、他のポジションのことを理解していない選手は仲間からも監督からも信頼を失います。

低学年時に学ぶべきは、サッカーの ”原点” であり ”本質” です。 ちびっ子のサッカーの試合でよく聞こえてくる大人の声かけに「お団子にならない!」と言う指示がありますが、「どうしてお団子はダメなのか?」ときちんと説明できる人の方が少ないと思います。

お団子は決してダメじゃありません。お団子で通用しているうちはどんどんお団子で勝負してOKです。ただ、いつか通用しなくなります。それはプロでも「お団子サッカー」を採用しているチームがないことが証明しています。でも、「なぜお団子じゃないのか?」をきちんと理解している人は少ないので、それを肌で・頭で理解してもらうために、お団子を経験してもらいます。

いやと言うほどお団子サッカーを繰り返していれば、自然と気付きます。「あれ、ポジション決めた方がやりやすいんじゃね?」「みんなボールに集中する必要ないかも?」と気付きます。圧倒的に非効率を経験することで初めて「こうすれば効率良いのでは?」と本質を肌で理解することができます。

今日は『自分でゴールを守る』を伝えましたが、「ボールとゴールの間に入って邪魔をする」「相手はゴールに向かってくるんだから、先回りして邪魔をする」というのを繰り返し伝えました。

上にも書きましたが、GranSeedは日頃の練習は”ゆるく”楽しく”やっていますが、対外試合だけは「全力で頑張るよ」と言う話をします。それを学ぶための対外試合と言っても過言ではありません。

でも、自然と「悔しい」と言う気持ちから「もっと頑張るぞ」と前向きに頑張れるようになっていきます。それこそ最初はたくさんやられて自信も失っていたようですが、少しずつ内容が改善されてくるとイキイキし始め、ゴールが入ればとても嬉しそうに喜んでいました♪

「そうそう、その嬉しさは、頑張っているから嬉しいんだよ」 サッカーの原点をたくさん学ばせてもらった、貴重な機会となりました♪

日頃は「守備を頑張る」などの話はあんまりしませんが、今回試合を経験したメンバーはぜひ通常練習でも「自分でゴールを守る」を実践してみてください(^^) そうすれば、次の対外試合ではもっともっと良いプレーができるし、楽しくなると思います♪

本日も多くの方にご参加頂きまして、誠にありがとうございました! またぜひよろしくお願いいたします!

 

 

 

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